保険の基本 Q&A
お客様が疑問に思われるご質問と、その回答を集めました。気になるご質問をクリックして、問題解決にお役立て下さい
来ません。規定書類の郵送で手続きし、不明点はコールセンターが対応します
対面することなく、インターネット経由で申し込みが完結するインターネット保険。「人件費などの経費をカットして保険料を抑えている」という事でネット世代の支持を集めています。
普通の生命保険でも、請求はコールセンター、郵送が一般的です。ネット保険はサポートデスクが手厚いので、疑問点を問い合わせて進めれば問題ありません。
3年間の免責期間を過ぎたら保険金は支払われる
保険会社は約款で3年の自殺免責期間を設定している。免責期間を過ぎたら自殺であっても原則的に保険金が支払われる仕組みだ。バブル前は加入後1年間という免責期間が主流だったら、自殺者の増加もあって免責期間は2年になり、現在はで3年が主流になっている。
フリーターでも継続した収入があれば相談はできます
保険料が払えなくなった場合の対策
- 保険金の減額
- 特約の解約
- 払済保険に変更
- 延長
フリーター所得の低い人でも継続的な収入があれば加入の相談はできます。「もちろん年収相応の保険になります。無職の場合は入れないこともあるので、相談が必要です」
家計が厳しく保険料が払えなくなった場合は減額、特約の解約、延長、払済への変更などを検討しよう。
女性のがんは「上皮内新生物」に診断されるケースもある
がんには悪性新生物と上皮内新生物の2種類があり、医療保険においては明確に区別されることがあります。悪性新生物は命に危険が及ぶ種類で、上皮内新生物は死亡リスクがほぼなく、転移の可能性も少ない種類です。この違いから、上皮内新生物だと保障が減額になったり、対象外になったりすることもあります。
上皮内新生物
病名
・大腸の粘膜内がん
・乳腺の非浸潤性乳管がん
・膀胱や尿管などの乳頭状非浸潤がん
・子宮頸がんなどの上皮内がん
・子宮頚部高度異形成など
【症状】 転移の可能性は低い
【保障】 減額または対象外
悪性新生物
病名
・肝臓がん
・すい臓がん
・甲状腺がん
・悪性リンパ腫
・白血病など
【症状】 転移の可能性あり
【保障】 主契約の対象
保険証券などの書類や通帳、カード履歴をチェックしましょう。
それでも不明な場合は保険会社か弁護士経由で照会の必要があります。
独居の親が亡くなった場合、どんな保険に加入していたか、家族の誰も知らないということがあり得ます。銀行口座やカード履歴、保険証券などをチェックし、加入保険を速やかに把握しましょう。それも不明なら弁護士の照会が必要になり、時間や費用など相応のコストがかかります。
レーシックの手術で入院しました | × | レーシックの手術は、2007年4月以降の契約では基本的に対象外になっています |
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海外での入院 | ○ | 入院証明書の規定は保険会社で異なる。英文以外が認められるかは要確認です |
急性アル中での入院 | × | 急性アル中、アルコール依存症は免責事項に該当し、多くの保険会社で対象外になります |
医師の勧めで検査入院 | △ | 検査のみが目的の入院は対象外ですが、治療前の検査入院は対象になることもあります |
Answer 医療保険の約款に定義されている入院であればOK!
医療保険の給付対象になる手術や入院は、保険契約の内容を定めた約款に定義づけられている。この約款に記載された条件に該当しない場合は、給付金が支払われない事もあります。
例えば、レーシックはほぼすべての保険会社で対象外になっており、給付されることは余りありません。給付の条件も時代と共に変わります。急性アル中はケースバイケースですが、本人の重大な過失によるものとして対象外になる事が多いです
自分が加入している医療保険の約款に目を通し、給付対象を改めて確認しておきましょう。
指定代理請求特約」を付けておけば可能です
指定代理人の有資格者
- 戸籍上の配偶者
- 直系尊属(親、子、孫など)
- 同居、または生計を一にしている3親等内の親族
指定代理請求特約を付ければ、あらかじめ指定しておいた人が被保険者に代わって請求できます。
古い契約でもし付いていなかったとしても、後から行う事ができます。一度記載事項をチェックしてみて下さい。
病歴、健康診断などの結果を偽ると契約が無効になることも